MEO 2026.07.02

MEO対策の料金相場と、会社選びで失敗しない見方(2026年・兵庫の実感値つき)

執筆:神吉 修平(ALDONIX 代表/Webディレクション歴100件以上・兵庫県高砂市)

MEO対策の相場は、月額固定で3万〜5万円。成果報酬なら日額1,000〜1,500円くらい。
ここまでは、調べればすぐ出てくる。問題は、同じ「月3万円」の中身が会社によってまるで違うこと。
だからこの記事では、金額の比べ方ではなく「中身の見分け方」を書いておきたい。

目次

  1. MEO対策の料金相場(2026年時点)
  2. なぜ同じ「月3万円」で中身がバラバラなのか
  3. 見るべきは金額ではなく3点
  4. 兵庫で実際に見てきた料金と中身
  5. 契約前に聞く5つの質問
  6. 今日できること
  7. よくある質問

MEO対策の料金相場(2026年時点)

まず全体像から。各社が公開している料金を並べていくと、だいたいこの範囲に収まってくる。

料金体系相場特徴
月額固定型 月3万〜5万円
初期費用0〜5万円
作業内容が決まっている。成果に関係なく定額。
成果報酬型 日額1,000〜1,500円 指定キーワードが上位表示された日だけ課金。
AI検索対策(AIO)単体 月数十万円〜 大手向けコンサルが中心。中小店舗にはまだ現実的でない価格帯。

※ 2026年時点の各社公開料金・業界調査をもとにした概観。個別の見積もりは条件で変わる。

数字だけ見ると、上位に出た日しか払わない成果報酬が良さそうに見える。僕も最初はそう思っていた。でも実際に中身を見ていくと、そう単純な話でもなかった。理由は後半で。

なぜ同じ「月3万円」で中身がバラバラなのか

理由はシンプルで、MEOの作業は外から見えない。これに尽きる。

Googleビジネスプロフィールの編集履歴は公開されない。頼んだ会社が今月なにをしたのか、お店側から確かめる手段がほとんどない。ホームページ制作なら成果物が目に見える。でもMEOは、「やってますよ」と言われたらそれまで、になりやすい。

だから料金が、作業量ではなく営業力で決まっていく。訪問営業で月5万円の契約を取る会社もあれば、ほぼ同じ内容を月2万円台でやっている会社もある。この構造を知らずに金額だけで比べるのは、中身の見えない福袋を値段で選ぶのに近いと思う。

見るべきは金額ではなく3点

10年以上、この業界でサイト制作と集客を見てきた。会社選びの判断材料は、結局この3点に尽きる気がしている。

CHECK
  1. 毎月なにをやるか——作業内容が契約書・提案書に具体的に書かれているか
  2. どの数字で報告されるか——順位だけでなく、表示回数・電話・経路検索まで見せてくれるか
  3. 契約の縛り——最低契約期間と解約条件。12ヶ月縛り+自動更新は要注意

とくに大事なのが2つ目。順位は、実は操作しやすい。競合のいないキーワードを選べば最初から1位が取れてしまうし、それがそのまま「上位表示達成」の実績になってしまう。だから報告は、来店につながる数字(電話・経路検索・サイトアクセス)でもらう方がいい。ここはごまかしが利かない。

兵庫で実際に見てきた料金と中身

ここからは一般論ではなく、僕が兵庫で見聞きしてきた実感値。

成果報酬型の実例から。日額1,200円の契約で、対象キーワードが年中上位にあると、月の支払いは約3万6千円。固定型の相場と、ほとんど変わらなかった。しかも対象キーワードが「地域名+業種+店名に近い言葉」のような、最初からほぼ1位のもので設定されていた例もあった。成果報酬は「リスクゼロ」に見えて、達成条件の設計次第でむしろ割高になる。

AI検索対策(AIO)の話もしておきたい。ChatGPTやPerplexityでの露出を狙う対策は、専門コンサルだと月数十万円からが相場。実質、大企業向けのサービスになっていて、地方の個人店が気軽に頼める価格ではなかった。

この構造を見てきたうえで、当社(ALDONIX)はMEOとAI検索対応を束ねた「きゃくくる」をつくった。相場の中に収められる理由は、値引きではなくて仕組み。100以上の媒体への店舗情報配信(サイテーション)を自動化して、人が張り付く作業を減らしている。ぜんぶ人力でやったら、たぶんこの価格帯ではもたない。価格は「どこまで仕組み化されているか」の写し鏡。この記事でいちばん伝えたかったのは、ここかもしれない。

契約前に聞く5つの質問

どの会社に頼むにしても、契約前にこの5つを聞いておけば、大きな失敗はほぼ防げると思う。

5 QUESTIONS
  1. 毎月の作業内容を、書面で具体的に教えてもらえますか?
  2. レポートはどの指標ですか?(順位だけなら要注意)
  3. 最低契約期間と解約条件は?
  4. 口コミへの対応(返信・増やす仕組み)は含まれますか?
  5. AI検索(ChatGPTなど)への対応は含まれますか?

5つ目にちゃんと答えられる会社は、2026年になってもまだ少ない。だからこそ、対応の有無だけじゃなく「具体的に何をするのか」まで聞いてみてほしい。答え方で、その会社の理解度がだいたい分かる。

今日できること

会社に頼むにしても、頼まないにしても、今日やっておいてほしいことがひとつだけある。自分のGoogleビジネスプロフィールの現状数値を、記録しておくこと

管理画面の「パフォーマンス」を開いて、表示回数・検索クエリ・電話タップ数をスクショで残す。それだけ。この基準値がないと、あとから何を頼んでも、効いたのかどうか分からなくなる。逆にこれさえあれば、どの会社の仕事も数字で検証できる。

よくある質問

固定報酬と成果報酬、どちらがいいですか?

作業内容が明確なら、固定報酬をおすすめします。成果報酬は達成条件(対象キーワード)の設計次第で、実質固定より高くつく例があります。契約前に、対象キーワードの競合状況だけは確認しておいてください。

MEOは自分でもできますか?

基本の整備(正確な情報・写真・投稿・口コミ返信)は自分でできます。限界が来るのは、多媒体への情報配信、口コミを増やす仕組み、継続的な分析あたりです。まず現状の数値を記録してから、ゆっくり判断すれば大丈夫です。

効果が出るまでの期間は?

競合の少ない地域キーワードなら、1〜3ヶ月で変化が見え始めることが多いです。ただ、業種と地域次第なところはあります。だからこそ、開始前の基準値の記録が判断の前提になります。

KYAKUKURU

MEOとAI検索対応を、ひとつにまとめて

この記事の基準で、当社のサービスも遠慮なく比較してみてください。毎月の作業内容も、報告する数字も、契約条件も、ぜんぶ先に提示します。

神吉 修平

神吉 修平SHUHEI KANKI

ALDONIX代表。兵庫県高砂市を拠点に、Webディレクター として100件以上のサイト制作を指揮。現在は高砂・加古川・姫路エリアで、MEO×AI検索の集客サービス「きゃくくる」を運営。

← コラム一覧へ